風景写真

風景写真のコツを徹底解説!準備から撮影方法について紹介

【この記事を書いた人】
Iori Takano
こんにちは。
関西で活動しているフォトグラファーの Iori Takano(@_iori_xx21)です。「素敵な瞬間を永遠に。」をテーマに四季折々の風景や朝夕焼けなど空の魅力を撮影しています。
Twitter:@_iori_xx21

私が風景写真を撮影する際に考えてることやコツなどをお伝えできたらと思います。

まず、撮影に行く前に事前準備が必ず必要となってきます。

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風景写真を撮影するコツ【準備編】

1.場所の確認

当日に迷わないように撮影したい場所や行き方の確認をしておきましょう。

また、朝夕焼けを撮影したい場合は日の出日の入りの方角も事前に確認しておきましょう。

便利なアプリがあるのでそちらを活用していきましょう。

ちなみに私は有料ですがSun Seekerというアプリを活用しています。

2.時期や時間の確認

花や紅葉など季節モノを撮影をしたいときは見頃がいつなのかを事前に把握しておく必要があります。

また朝夕焼けを撮影したい場合は日の出日の入りの時刻も事前に確認しておきましょう。

3.当日の天気の確認

撮影したいイメージによって晴れの日がいい雨の日がいいとかあると思います。

できる限り事前に調べてから日程を調整しましょう。

特に朝夕焼けの撮影に行きたい場合は少しでも焼ける可能性が高い日にいきたいですよね。

その場合、普通の天気アプリじゃ判断するのは難しいので雲の動きや雲の密度などを確認できるものを使いましょう。

またリフレクションを撮りたいのであれば風の強さも調べておく必要があります。

私はWindyというアプリとSCWという天気予報サイトを活用しています。

4.機材などの確認

撮影したい風景には何が必要か判断して事前に準備しておきましょう。

超広角レンズが必要なのかはたまた超望遠レンズが必要なのか、また下記で紹介する三脚やフィルター類は必要なのかと色々あると思います。

現地についてあれ持ってこればよかったとならないように事前にしっかり確認しておきましょう。

次に、撮影の際のコツとしてもっと綺麗にもっと表現の幅を広げられるアイテムの紹介をしていきたいと思います。

1.三脚

夜景や暗いところでの撮影や、下記でも紹介しますがNDフィルターを使用した撮影には欠かせないアイテムです。

暗いところで手持ちで撮影しようとすると、どうしてもISOを結構あげなくてはいけなくなりそうなるとノイズが出て綺麗な写真が撮れません。

だからと言って手持ちでシャッタースピードを遅くして撮影するとブレブレの写真になりますよね。

そんな時に三脚にしっかり固定して撮影するとノイズも出ずにブレない写真を撮影することができます。

※三脚での撮影の際は手ブレ補正はオフにしましょう。
誤作動を起こしてブレてしまう恐れがあります。また、三脚禁止の場所もあるのでそこでは使用しない様にしましょう。

また、三脚を選ぶ際はなるべく足が太く安定感のあるものを選びましょう。

私はLeofotoのLS-324Cという三脚を使用しています。

センターポールがなく超ローアングルでの撮影もできるのでおすすめです。

2.C-PLフィルター

こちらは光の反射を抑え本来の色を出し鮮やかにする効果があります。

太陽の光が当たった紅葉や新緑、青空、海や川などで活用するといいです。

紅葉や新緑はより深く鮮やかに、青空はより深い青に、海や川の水面はより透明感のある写真になります。

横と縦の写真になってますが上の写真がC-PLフィルターの効果有りで下の写真が90°回転させてC-PLフィルターの効果無しの写真です。

どちらも全く同じ設定で撮って出しですが上(横写真)の写真の方が鮮やかですよね。


3.NDフィルター

ネットやSNSで明るいのに水面や雲がサーッと流れてる写真を一度は見たことがあるのではないかと思います。

そういった写真はこのNDフィルターを使用しているんです。

このNDフィルターとはサングラスの様なものでレンズから入る光の量を減らす効果があります。

光の入る量を減らすことによってよりシャッタースピードを遅くすることが出来ます。

それによって肉眼では見ることの出来ない写真が撮影できる様になりとても表現の幅が広がります。

例えばこちらの写真の様に滝が流れるように撮影できます。こちらではND8を使用しています。

また、より濃度の高いND1000を使用すれば早朝や夕方くらいの時間であればこのように明るくても長秒露光をすることができます。

この際、必ず必要となってくるのが三脚です。手持ち撮影では絶対ブレてしまうので、三脚に固定してブレないようにしましょう。

4.ハーフNDフィルター

朝日や夕日を撮影する時に空の方に露出を合わせたら下の風景が真っ黒になったり、逆に下の風景に露出を合わせたら空が真っ白になったりした経験はありませんか。

私はあります。

この様に明暗差が激しい時に役に立つのがこのハーフNDフィルターなんです。

このハーフNDフィルターとは先程のNDフィルターが半分だけ適用されたものであり、半分が黒っぽく半分が透明になっています。

このハーフNDフィルターを使用すればこの写真のように空も下の風景も真っ白真っ黒にならずに撮影することができます。

私はNiSiの角形フィルターを使用しています。

5.クリップオンストロボ

風景写真にストロボ?と思う方も中にはもしかしたらいるかもしれませんが、ストロボを使用することによってとても幻想的な写真をとることができます。

雨や雪の日にストロボを焚いて撮影すると雪にストロボの光が反射してそれが玉ボケになりこの様に幻想的な写真に仕上がります。

風景写真を撮影するコツ【撮影編】

次に撮影の際の設定のコツについて書いていきたいと思います。

1.撮影の際は必ずヒストグラムを確認しながら撮影しましょう。

カメラのモニターで確認しただけでは帰ってからパソコンで確認したときに思ったより暗かった明るかったとなる場合があります。

なぜそうなるかというと、皆さんも日常で経験あると思いますが日中の明るい時にスマホを見ると明るさを最大にしても画面が全然見えなかったり逆に周りがとても暗い時は明るさを最小にしても眩しかったりしますよね。

それと同じで外でモニターで確認すると周りの明るさによって写真が明るく見えたり暗く見えたりする訳です。

しかし、ヒストグラムはその写真のデータですので絶対です。

ヒストグラムの見方は簡単に説明すると右端にグラフがくっついていると白飛び、左端にグラフがくっついていると黒潰れしている部分です。

ですので極端にグラフが左右に偏ることなくまた左右の端にグラフがくっついていないグラフになる様に心がけましょう。

そうすると明るすぎず、暗すぎない写真を撮影することができます。

2.明暗差がある場合はややアンダー気味で撮影しましょう。

明暗差が激しくてどうしても白飛び黒潰れが両方ないように撮影することが難しい場合があります。

上記で説明したハーフNDフィルターを使用できる場合ならいいですが、くっきりと分かれておらず複雑でハーフNDフィルターではどうしようもない場合があります。

その場合はヒストグラムを見ながらなるべく白飛びがない様にしましょう。

理由はRAW現像の際、黒潰れは白飛びと比較してデータが残っていて復活しやすいですが白飛びはデータが飛んで復活しにくいためです。

ですが白飛びを気にしすぎて白飛びが全くない様にとっていると、逆に写真全体が真っ暗になって、RAW現像してもノイズだらけの写真になってしまいます。

そう言う場合は白飛びはある程度妥協してもう少し全体的に明るく撮影した方がいい場合もあります。

どうしても心配な場合は露出を一段ずつずらして3パターンほど撮影しておくといいです。

風景写真を撮影するコツ【構図編】

次に構図について紹介していきたいと思います。

特に初心者でも真似しやすい最低限抑えておきたい構図を5つ紹介します。

1.日の丸構図

見せたい被写体をドンッと真ん中に置く構図です。

2.三分割構図

写真の縦横をそれぞれ三分割にした時に交わる4つの交点のいずれかに見せたい被写体を置く構図です。

3.シンメトリー構図

左右または上下対象になっている構図です。

4.額縁構図

門などを活用して見せたい被写体を囲った構図です。

5.放射線構図

一点に向かって線が集中している構図です。

最後に

今回は「風景写真を撮影する際に考えてることやコツ」についてご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。

写真撮影では、

撮影前の事前準備→撮影の際はヒストグラムを必ず確認する→構図を意識する

をそれぞれ意識して撮影に取り組めば綺麗な写真を撮ることができる様になると思います。

でも何よりも一番大切なのは楽しむことですから楽しく写真を撮っていきましょう。

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