きろく屋

私たちは老夫婦（二人とも70歳代）の写真屋です。
プロの写真家としてのキャリアは10年ほどですので、ふぉとるさんの写真家さんたちと比べるとまだまだ駆け出しの小僧ですね。
私たちがご提供できるサービスは、若者のようにスピーディでハードな仕事は出来ませんが、ジェントルでソフトなポートレートを撮らせていただきます。特に、遺影を出張して撮影させていただきます。

私たちの両親はすでに亡くなっておりますが、その際、遺影を準備するのに大変苦労しました。私は高校時代から写真を撮っていましたが、申し訳ないことに最後まで両親は被写体ではありませんでした。
それに、家内の両親はちょっとした店を営んでいましたから働きづめで、ようやく落ち着いた頃病に倒れ、遺影は二人とも旅行先の集合写真から切り出した粒子の荒れたぼんやりしたものしかありません。
その反省から、私の知人やお年を召したお客様には「是非お元気なうちに準備してください。お元気でニッコリ笑った写真は、自分の為でなく残されたご家族の為ですよ」と申し上げています。
そうして開店しましたところ、”出張遺影撮影”が珍しく面白そうだとKBCテレビの報道番組「アサデス。」に取り上げていただきました。開店して間もない頃です。

遺影を撮るタイミングは、まだ早いかな、どうしようかなと迷った時がチャンスです。
病に伏したりしますと、後悔先に立たず！
そうです、今です!!　(#^.^#)

撮影場所ですが、ご自宅の書斎や居間、縁側やお庭、近所の公園や神社、行きつけのお店など
様々な所で撮影させていただきます。
ご自宅ですとスタジオにお越しいただくより緊張感が少なく、自然な笑顔が撮れるようです。
事前にご希望の場所をお聞かせください。また、どこで撮ったらよいか迷われている場合もご相談ください。

これまでの事例ではカラオケ大会の会場で舞台衣装を着た、晴れやかなお姿を撮らせていただくこともありました。
お正月やお盆でご家族が集まった時、家族写真と同時におひとりで遺影にもできるような雰囲気で撮らせていただくことも。
特にご自宅のような室内の場合には、背景や大型の照明機材を持ってまいりますので、撮影開始までに少なくとも30分以上のセッティングやテスト撮影の時間が必要です。
従いまして、サクッと１時間より２時間のコースが望ましいと思います。
（照明機材など使用しない場合は１時間コースで十分です）
緊張をほぐすために少しお話させていただき、そののち　ササッと撮りますので　大丈夫です。
お任せください。